はじめに
2月以来の「それ以上、いけない」触れてはいけない話題系記事です。
18,19歳で適正AVデビューした女優の本当の年齢とは
AV人権倫理機構「18歳、19歳の女優数はここ数年ゼロ」
成年年齢引き下げに伴う「弊害」について世間で取沙汰されており、AV出演についても議論が繰り広げられています。
「AV出演者の人権に適正に配慮した映像作品が『適正AV』である、という考え方を具現化する為に活動をしている」AV人権倫理機構からは、成年年齢引き下げについて次の発表しました。
ポイント
当業界におきましては、大手メーカーを中心に18歳、19歳の女優の方の出演は控えており、また毎年行っている業界アンケートにおきましても18歳、19歳の女優数はここ数年ゼロとなっております。それらを踏まえ、AVへの出演年齢を20歳以上とする事を強く推奨します。(原文ママ)
発表日:2022年3月23日
上記発表を読んで成年年齢引き下げ前基準で未成年のAV出演は無い事が分かりましたし、成年年齢が引き下げ後も、20歳以上の女優さんがデビューすると理解出来ました。
大いに頷ける内容であるものの、1つ疑問が。
「18、19歳デビューした適正AV女優さんって居るよね?」です。
「18歳 デビュー」「19歳 デビュー」で検索すると
適正AVが販売されているFANZA内で、「18歳 デビュー」「19歳 デビュー」で検索を掛けてみると、次の結果となります。
18歳デビュー検索結果:581タイトルヒット ※単体作品のみ
19歳デビュー検索結果:521タイトルヒット ※単体作品のみ
18歳と19歳を合わせると、1,102タイトルもヒットする結果に。
FANZA検索はタイトルだけでなく紹介文も引っかかるシステムであり、「18歳で初エッチをした初心っ子20歳がデビュー」も引っかかってしまう為、正確な数字では有りません。
また、AV人権倫理機構の「ここ数年ゼロ」のここ数年の範囲にもよりますね。
何事も評価対象の有る・無しを証明する際、有る事を証明するのは簡単ですが、無い事を証明するのは至難の業。
例えば1,000個の評価対象の内、3つ目に求めていたものが有ればその時点で「有る」と証明できますが、「無い」と証明するのは1,000個の評価対象を全て確認しなければなりません。
AV人権倫理機構は星の数ほどあるAVデビュー作の中で、いつから18,19歳のデビューが無くなったのか断言する事は難しい為、「ここ数年ゼロ」とあえて濁した表現をしたのだと考えます。
18,19歳デビュー作は無くなるのか
1,000タイトル以上がヒットした18,19歳AVデビュー作品ですが、AV人権倫理機構の発表以降に情報公開された作品、すなわち5月発売の作品の中で、18,19歳デビューを謳う作品は4つしかありませんでした。
デビュー作は往々にしてインタビューが収められ年齢を語っている為、撮り直さない限りはタイトルだけ修正で済ませられません。
となるとAV人権倫理機構の発表 2022年3月23日以前に撮影され、編集中の作品については18,19歳デビューとして発売されるものと考えます。
2022年3月23日以降に撮影されたAVデビュー作は、20歳以上としてインタビューを受け、パッケージにも書かれるものと思います。
8月頃には18,19歳AVデビュー作が発表されなくなるのかも。
18,19歳デビューした女優の年齢をどう考えるか
最後に考えたいのが、既に18,19歳デビューした女優さんの年齢について。
AV人権倫理機構の発表に基づくと、少なくとも18歳デビューは+2歳、19歳デビューは+1歳で考えなければなりません。
20歳以上しかデビューしていないと発表された現在、AV女優さんの年齢にどこまで価値を見出すのかを、ユーザー側は問われている気がします。
高校卒業したての18歳がセックスを見せてくれるのか!と18歳デビュー作を買った人がいるでしょうし、18,19歳のワードパワーは相当に高かったのだと思います。
それでも現実は20歳以上ですから、年齢はフィクションとして捉えていくしかないですね。
あまり年齢は気にせず、見た目やプレイスキルで好みを見つける方が良さそうです。
今後のデビュー作の年齢設定に注目です。