はじめに
違法アップロード者には重い処罰が下される
ファスト映画投稿者3人に5億円の賠償求め映画会社が提訴
ファスト映画初摘発⇒5億円の損害賠償
YouTubeで大流行した違法動画「ファスト映画」
映画の本編映像を用いてストーリーを10分程度にまとめた動画を指し、時短を狙った若者に大ウケしていました。
周囲の話題・トレンドに乗り遅れない為の策の1つでは有りますが、ファスト映画をアップロードしている側は逮捕されています。
逮捕自体は昨年の6月の話で、著作権法違反の罪で3名に有罪判決が下されていました。
⇒当サイトでも取り上げています:「ファスト映画」で著作権違反容疑 AVの切り抜きtwitter投稿もダメだぞ!
後に大手映画配給会社が被害額等をまとめ、総額5億円の賠償を求める訴えを本日5月19日に東京地方裁判所で起こすとの事。
ちなみに被害額の計算方法は次の通り
ファスト映画再生回数×200円
賠償請求を求める会社は東宝・日活・KADOKAWA等の13社になります。
参考:NHKニュース
未だにYouTubeに存在するファスト映画投稿者
昨年の逮捕劇から「ファスト映画=まずいもの」の構図はテレビやインターネットニュースを通じて度々報じられている為、YouTube上でファスト映画が無くなったのではないかと思い調べてみました。
まず、「ファスト映画」で調べてみたところ、上記ニュース関連の動画しか出て来ず。流石に直接表現は避けている様です。
次に「映画」と非常に抽象的な表現で検索を掛けてみたところ、ファスト映画を投稿するチャンネルを発見しました。
皆様にファスト映画を勧めたくありませんので、モザイクを掛けて画像を表示しております。
動画を再生すると「○○チャンネルへようこそ!○○(投稿名)です」と陽気な語り口で、映画について語っている動画が連日投稿されていました。
動画自体酷いものですが、コメント欄も酷い。
ポイント
「ファスト映画ってむしろ映画界にとってプラスな気がする。
彼が頻繁に映画館へ足を運ぶようになったのであればプラスですが、99%無いでしょう。なによりファスト映画投稿者は逮捕されて5億円を請求されていますからね。
コメントのいいね数は10で、14件有るコメントの内2番目に多くのいいねが押されていました。見ているユーザーも同レベルと言う事でしょう。
更にこのチャンネルの総再生数を調査すると、64万再生されています。
先ほどお伝えした計算式に当てはめると、
64万再生×200円=1憶2800万円
チャンネル運営者様、お疲れ様です。違法ですのでチャンネル削除をお勧めします。
SODはアップロード件数あたりで被害額を算出
AV情報サイトらしくAVの違法アップロード問題へ話を移します。
適正AVメーカーのSODさんは2022年4月に、自社サイトにて違法アップロードAVの被害額を発表しました。
その額なんと13.5億円で、お伝えしたファスト映画投稿者3名への請求額の約3倍に上ります。
ポイント
引用:SOD
公開された情報は違法アップロード件数と被害額である為、1アップロード当たり3,000円で計算している事が分かります。
映画とAVでは単純比較できないものの、再生数×200円で計算すると13.5億円を上回る可能性も。
ファスト映画であれば繰り返し見る可能性は低いですが、AVは抜き目的で見る為に何度も再生しますからね。
切り抜きであろうが本編丸々であろうが違法は違法。皆様もTwitterに映画やAV等の映像作品の画像か動画をアップしたい場合は、PVやサンプル画像から引っ張ってきましょう。