ポイント
小島みなみさんの行き遅れ女上司作品のレビュー記事です。
概要、総評、最大の抜き所について紹介しています。
行き遅れ女上司が飲み会で見せた意外と可愛い一面に俺の性欲大暴走した結果。 小島みなみレビュー
小島みなみ 行き遅れ女上司と性欲大暴走の概要
年令を重ねても恋愛下手で結婚できず、会社では厳しい指導をする上司であり部下からは煙たがられている女性 小島みなみさん。
部内の飲み会を部下が企画するも、小島みなみさんに声をかける事を躊躇う人ばかりで、孤立している所に声かけを押し付けられた主人公と恋に発展する物語です。
社内では冷たいように感じる雰囲気も、いざ仲良くなって2人で飲みに行くと砕けて柔らかくて可愛らしい。そんなギャップに心を打たれ、身体を重ねて恋仲を深めていきます。
小島みなみ 行き遅れ女上司と性欲大暴走レビュー【☆4.5】
総評
小島みなみさんは行き遅れ上司を演じ、主人公は部下で年下の男性であり、飲み会で孤立している所へ声をかけた事で恋に発展します。
プレイスタイルは女上司らしく部下を仕事同様リードする形で進み、仲が深まるに連れて部下も積極的に動く様になる流れ。
他の女上司作品であれば小島みなみさんの立ち回りは「痴女」や「小悪魔誘惑女子」タイプのなるところが、今回は「頑張っちゃう女性」を演じている点が本作最大の魅力です。
自身の年齢と社内では厳しい指導をする事から周りから煙たがられている事実を受け入れており、「こんな私なんか」を相手してくれて好意を寄せてくれる男性を目の前にし、小島みなみさんは頑張っちゃう。
部下にもっと好きになってもっと気持ちよくなって貰える様に、覆いかぶさるように情熱的なキスを交わし、献身的なフェラチオで股間を撫で回し、ピストン時は可愛らしくも大きな喘ぎ声を上げて部下に自信を与える。
社内の雰囲気とは180度違う甘い雰囲気と声、ギャップに部下は小島みなみさんの魅力に引き込まれ、最後は真面目でストレートな告白を部下から受けて結ばれました。
自身が生き遅れ上司であると自認することが、部下/若い男性社員との恋を成就させる結果を生み出したと言えますね。
出張先相部屋作品を代表に多くの女上司作品を購入していますが、部下に好かれるために頑張っちゃう女上司は見掛けませんでした。
殆どは上司の立場を利用してセックスに持ち込み、身体を使って部下の恋心をくすぐるのですが、小島みなみさんは身体ではなく心で訴えかけているように感じます。
世間では晩婚化が話題になっており、統計データから見ても昔と比較して婚期が遅くなっている事は明らか。当然出産を前提とした結婚生活を考えるのであれば、早期結婚が望ましいものの、うまく事が進まないのは事実。
小島みなみさんの様に仕事が出来て収入が高い女性であればあるほど、男性に求めるスペックは高くなってしまうので結婚はより難しくなり、「行き遅れ上司」が生まれてしまうのは当然の結果とも言えます。
バリキャリ女子が若くて実力のある男性と結ばれる為の1つの答えが、本作で表現されていると感じました。
自分の年齢と立場によって若い男性に対して負い目を感じている事を隠さずに明らかにし、若い男性はそれを「許す」事で、上下関係をフラットな関係に持ち込み、恋に発展させる事が可能になったのではないでしょうか。
最大の抜き所
本作最大の抜き所は最後のチャプターのセックス全てです。
周りから煙たがられている行き遅れ女上司と付き合っている事を同僚に明らかに出来ない部下を見て、自分が負担になっているから関係を終わりにしようと、残業中2人きりになった時に申し出ます。
小島みなみさんの悲しく諦めが有る表情を見て、部下はハッキリと「真剣に付き合って下さい」と申し出る。年齢的に結婚が前提になる、私は重い女だと思うーーー
他の男性であれば目の前から逃げ出してしまうような自分の「負い目」を並べても、部下は逃げ出さず小島みなみさんに向き合って意思を伝える。
そして2人がする濃厚なキスには、ただ唇を重ね合わせ舌を絡めるキスではなく、もっともっと深い意味を同時に表現するキスであり、その後の絡みも一層味わい深いもので股間がビンビンになりました。☆4.5です。