はじめに
田中レモンさんのデビュー作詳細レビューです
圧倒的’美’の裏に隠したエロス 田中レモン AVデビューレビュー【☆4.0】
出演者: 田中レモン
監督: 摩天楼
シリーズ: FALENOデビュー
メーカー: FALENO
レーベル: FALENO star
ジャンル: ハイビジョン 単体作品 スレンダー アクメ・オーガズム 美少女 デビュー作品
品番: 1fsdss00609
いつの日か見た美女
あの時、あの頃、僕たちは彼女で抜いていた。
田中レモン
名前がレモンと聞くとこちら葛飾区公園前派出所に登場する超神田寿司の娘「檸檬」を思い浮かべた人は私だけではないはずだ。
そんな冗談はさておき、いつの日か見た美女は、何一つ変わらない姿で私の目の前に現れてくれた。
デビュー作特有のインタビューなんて野暮なので用意せず、開始2分で男優と唇を重ねる。セックスで語るのが田中レモンという事か。
感じてまぶたを閉じている表情も、時折見せる笑顔も見覚えがある。挿入して喘いでイク姿も変わらない。
名前が変わろうとも私たちの頭のどこかに存在していて、確かな記憶が股間にあった。
最初の絡みが終わりインタビューに移ると、リラックスした表情で質問にテンポよく回答を続ける田中レモン。
セックスしていてもインタビューを受けていても、何処か見覚えがある映像だった。
そこからは主観大量顔射
恰幅の良い男優との激ピスセックス
ハメ撮りイチャイチャセックス
を展開する。
新人デビュー作と田中レモンのデビュー作の違いと言えばインタビューのタイミングのみで、大きな差は感じられない。
それでも「初心っぽさ」よりも「プロっぽさ」を求める私の様なユーザーが満足できるのは、彼女の実力故である事は、見る前から分かっていた事ではなかろうか。
中でも大量顔射を受けながら目を開けてリアクションを取る彼女の姿は、自らを楓カレンであると主張している様だった。
高い顔射耐性を持ち、目を見開ける女優は数えるほどしかいない。
年間稼働2,000人と言われる適正AV女優の中で、彼女と同じスキルを持っている人はどれだけいるだろうか。
様式に囚われたデビュー作
一見して華々しいデビュー作に見えて、彼女の過去を分かっている人からしてみれば退屈な構成だった。
彼女の実力や人気にあやかっただけの甘えが垣間見えてしまう。
田中レモンだけでなく、改名デビューというのは適正AV業界にとっては当たり前に行われているもので、ある種「様式美」として捉えられる。
皆、分かっていてもあえて口にはせず、改名デビューを受け入れて作品を購入してオナニーをする。
何も間違っていない上にあるべき姿であろうが、私はあえて異を唱えたい。
様式に囚われたデビュー作で1本撮ってしまって良いのかと。
繰り返しになるが適正AV業界におけるAV女優は年間稼働2,000人である事を、AV人権倫理機構の理事を務める河合幹雄さんが明らかにしている。
同時に2,000人の過半はデビュー半年以内に引退となっている事も明らかにしている。
ここ数年の状況を説明すれば、1年間に新作の発売は3万作、たとえば配信サイト最大手のFANZAのサイトで、現在売られている作品数は約35万作である。1年間の実働女優数は2000人、その過半は、デビューしたが売れず、半年以内に女優引退となっている。
引用:現代ビジネス
引退とは実質引退であり、引退作を撮れずに引退となってしまった方が多いのは想像に難くない。
この様に2,000人のうち過半は来年も適正AV女優として活動を続けているのか分からないのだ。
それなのに改名デビュー作を言い方を悪くすれば「ありきたり」な内容にして良かったのかと疑問が残る。
田中レモンの強みはやはり顔面とフェラチオと顔射受けにある。その全てを出し切るのであれば、再デビュー作からフェラチオ特化作品を撮るべきではないか。
いつの日か見た美女が顔射受けして目を見開いて、笑顔を振りまきながらお掃除フェラをしている姿を見てみたいものだ。
と、思っていたら次回作はフェラチオ特化型作品で、監督は元適正AV女優のあおいれな。
流石「分かっているな」と言わんばかり。
可愛い子には旅をさせよというが、AVファンとしては可愛い子にはフェラチオをさせよと言いたい。
田中レモンの過去を知っているユーザーにとって、懐かしいオナニーを体験出来る一本だ。
その意味では、2,000人がリリースするあまたの作品の中でも、懐かしいオナニーを体験させてくれるのは稀有な存在かもしれない。
最高の美女におしゃぶりされる悦び フェラチオのことしか考えられない… 田中レモン
