ポイント
「Red Dragon 大槻ひびき 波多野結衣」のレビュー記事です!
デビュー15年の2人が繰り広げるコンビネーションに注目です!
大槻ひびきと波多野結衣のキャバクラAV「Red Dragon」レビュー【☆4.0】
収録時間: 150分
出演者: 大槻ひびき 波多野結衣
監督: ザック荒井
シリーズ: Red Dragon
メーカー: ゴールド/妄想族
レーベル: GOLD(ゴールド)
ジャンル: ハイビジョン 4K 独占配信 パイズリ 中出し キャバ嬢・風俗嬢 妄想族 3P・4P ドキュメンタリー
品番: gdrd00007
日本を代表する大女優、大槻ひびきと波多野結衣の共演作。
デビュー3か月違いで15年の活動歴を誇る2人が作り出すAVはどんなものか。今日は六本木に存在するキャバクラ「六本木Red Dragon」を題材にした作品で紐解いていく。
内容は次月の予定が空き気味なので、撮影予定を入れて欲しいという話から始まる。
大女優2人からのお願いであれば叶えたいものの、次月のキャスティング枠は1つである為、2人に勝負をして貰う事に。
何方が良い作品作りに適している女優なのか。天秤にかけるのは申し訳ない話ではあるが、自己PRや1対1、1対2のフェラ抜き・セックスを通じて監督へアピールしていくもの。
ここまでの説明から察しがつく様に、本作はお祭り系の作品である。
真剣に腰を据えて視聴して右手で愚息を握りしめるのではなく、スナック菓子をつまみながら視聴するスタイルが適しているだろう。
女優歴15年の2人の相性は抜群に良く、絶え間ない掛け合いと仲の良さが見る者を飽きさせず、瞬く間に150分間のAV視聴を完了させてくれた。
AVとして肝心のセックスについては、これまた女優歴15年。スキルフルな立ち回りであり、笑顔でおふざけを交えつつも確かな実力がある。
タイトルはシリーズ共通の為「Red Dragon+女優名」。他サンプル動画や画像、キャプションを読むとお祭り系であると認識出来、購入して視聴した結果、お祭り系であった。
購入前のイメージと購入後の結果の合致において何一つ不足はなく、理想の作り方と言える。
しかしだ、ユーザーはAVに何を求めて購入するのだろうか。
第一に挙げられるのは「抜く為」であり、抜くための要件を満たしてこそAVであると考えられる。
シリーズを重ねるにつれて内容に変革をもたらしたい気持ちは大いに理解出来るのだが、あまりにお祭り・エンターテインメント要素を強めてしまうと、ある種ファン向けの作品に変わってしまう。
もちろん特定の女優さんのファンが満足出来る作品は作られるべきであり、FANZAの30万本を超える販売作品の中に確かに存在している。
ただ、シリーズ化している作品の中でファン向けになってしまっては、シリーズファンを蔑ろにしてしまう危険性を孕んでいるのではないか。
Red Dragonシリーズのファンが購入した際に、視聴して満足して抜ける作品になっているかという面で評価すると、本作は非常に厳しい一面がある。
良くも悪くも大槻ひびきファン・波多野結衣ファン向けの作品に寄ってしまっているからだ。
ユーザーは何時だって好き勝手にものを言い、分かっていて自分も好き勝手に書いている。
事前にサンプルとキャプションで内容が分かっており、その通りの結果が出ても、ああでもない、こうでもないと講釈を垂れるのは如何なものかと自分に問いたくなる。
それでも自分の評価軸を変えずにレビューすると☆4となる。
2人のファン向け作品として素晴らしい出来栄えであるとともに、Red Dragonシリーズで抜きたいと思っているシリーズファン向けでは無い作り。
つくづく、シリーズもので作り手がもたらしたい変革と、ユーザーが求めるものが100%合致するのは難しいと実感させられる。
作り手は1社であっても、買い手は数千人だからだ。今回はたまたま、私との合致率が芳しくなかったと言える。
今後ともRed Dragonシリーズを追って、全作チェックしていこう。