ポイント
北野未奈さんの都合の良い愛人作品のレビュー記事です。
身体だけを求め合うドスケベ作品かと思いきや、高い抜き甲斐が有りつつも切ない仕上がりでした。
私、結婚するの。夜しか会ったことのない都合のいい愛人と昼間からデートしてめちゃくちゃSEXしまくった 最後の中出しホテル不倫 北野未奈レビュー【☆5.0】
北野未奈の最後の中出しホテル不倫 都合の良い愛人レビュー~概要~
まばらに雨が降る中、目の間に止まった一台の車は、自分を都合の良い愛人として扱う男の車。
愛人関係を持ちながら婚約者を見つけた私にとって、今日が最後のデートとなり、2年間の関係に終止符を打たなければならない。
婚約者になった私は、かつての様に彼と共に夜を越せない女になり、「2人そろって怒られちゃう?」なんてふざけ合ってみたものの、私の決意は揺るがない。今日が最後で夜は越せない。何を伝えても伝えられてもこの事実は変わらない。
北野未奈の最後の中出しホテル不倫 都合の良い愛人レビュー【☆5.0】
北野未奈さんのセックスは非の打ちどころが無く、ホテルに着いてからのドスケベセックスは抜き所の連続であった。
男のヨダレをぐちゅぐちゅと口内で弄び、イラマチオで咽返り涙を流しながら恍惚な表情を浮かべてキスをし、喉奥口内射精を受け入れネバスペごっくん。
都合の良い女として吐き捨てるような言葉を受け入れ、首を絞められ、好き放題されると快感を覚えていた。
Mっ気の強い変態愛人で、ちんぽや指による喉奥責めが好きなセックスを見ながらするオナニーはとても気持ちが良い。
最終セックスで「記憶ぶっ飛ぶくらい犯してよ」と言われた後のフェラチオは目が離せない。
極めつけは馬乗り喉奥フェラチオで涙目を浮かべた後の、M時開脚挿入待ち。
枕で顔を隠され、穴の様に扱われても「イっても良いですか?」と問う忠誠心。まさしく抜き所の連続だ。
その上で、北野未奈さんならではの要素が本作に盛り込まれていた。
それは愛人として身体だけ求め合っているだけでなく、実は心のつながりを求めてしまい、離れるに離れられない心境になっている事を忠実に表現している点だ。北野未奈さんの表現力がずば抜けて高い。
冒頭のデートシーンでの会話の中で、おふざけモードと真剣モードを上手く切り替え、今、未奈はどんな心境なのかがバシバシと伝わってくる。
挿入中は好きを連呼し、フィニッシュに向けて本気度が段々と高まった。
愛人という括りではなく、愛人以上恋人未満。お互いに紙面上の契りを交わした相手ないし交わす直前の相手が居る中で、恋人すれすれの心が移り変わってしまう直前でストップをかけている様に見えた。
もはや超えている時も有るのだが、それが本作で求められる一番の表現力だろう。
ただの都合の良い愛人扱いから、放っておけない相手になりたい。妻を放り出してでも隣に置きたい女性になりたいと思っても、2人で会う最後の日であるのがどれだけ惜しい事なのか。
不倫・愛人関係はパートナーからしてみればご都合主義の身勝手な関係であるのは確かだが、未奈の顔は本気だった。
そんな都合の良い愛人を飛び越えたい女性であり、愛人なのに心を持ってしまった切なく罪深いセックスを表現するAVになったのは、北野未奈さんだからこそだと思う。
見終えて思ったのは「北野未奈さんを捨てて維持したい結婚生活って、今どれだけ幸せなの?」