はじめに
森日向子さんの全肯定彼女 元気回復8KVRのレビュー記事です!
【VR】【8KVR】ストレス軽減 元気回復VR ボクは今日…同棲中の彼女の一言で救われた。日向子はボクのすべてを認めてくれる全肯定彼女。森日向子レビュー【☆4.5】
バリキャリ女子 森日向子との同棲生活
仕事熱心な主人公と彼女の森日向子さんとの平日の朝を描いた全肯定彼女VR。
森日向子さん自身も仕事熱心なタイプで、1日の始まりはパソコンを開いてメールチェックから。
仕事に打ち込み続けるカップルは忙しさから徐々に身体の接触が減り、仕事のプレッシャーからストレスを抱え込んでいた。
作中の朝は遂に主人公の張りつめていた緊張の糸がプツりと切れてしまった日で、2人揃って仕事を休んでイチャイチャして、元気を回復するコンセプト。
気が落ちている主人公に対して否定的な言葉は一切出さずに、全てを肯定してくれる彼女。まさしく全肯定彼女だ。
それは日頃、仕事に対する姿勢を見てきた彼女であり、自身も仕事熱心な女性であるからこそ出来る技で、ここに設定の妙が有る。
仮に仕事に前向きでなく普段から愚痴をこぼす様な女性であったり、専業主婦・パートでは全く説得力がない。
女性の給与格差やガラスの天井が取沙汰される世の中で、何処までも前向きでひたむきで、寝起きから仕事に取組む彼女 森日向子さんだからこその言葉である。
恐らく仕事上は同僚や部下へゴリゴリ詰めるタイプではあるが、疲れた彼氏を目の前にした森日向子さんは献身的だった。
寝起きキスからのフェラチオ口内射精をさせても気分が乗らない主人公に励ましの言葉をかけ、今の姿を否定せず、リラックスの為に一緒に入浴を提案。
流石バリキャリ女子。事の運びが上手い。
森日向子さん気遣いに呼応するように主人公の股間は何度射精しても滾っており、口やオマンコでご奉仕されて射精を続ける。
次第に元気を取り戻した2人は会社へ向かう事に。最後の最後まで仕事を忘れず、プレゼン資料の具合を気にしているのは、バリキャリ女子 森日向子さんであった。
令和にウケるビジネス書と適正AVとは
令和の時代は全肯定がウケる。
特に令和元年から令和五年にかけて、否定せずありのままの自分を認める潮流は加速していった。
代表的な例としては、ビジネス書ブームの中心に誰が居るか。
平成末期は株式会社ユーザーベースが運営するニュースアプリ「NewsPicks」と、幻冬舎の敏腕編集者「箕輪厚介」のコラボレーベル「NewsPicksBooks」がスマッシュヒットを連発していた。
堀江貴文の多動力、見城徹の読書という荒野、田中修治の破天荒フェニックス等々、とにかく熱中せよ、とにかく走り続けろといったメッセージ性が強いものがウケていたのだ。
時は経ち令和5年にもなれば、昭和のモーレツ社員を彷彿とさせるビジネス書はランキングから息をひそめ、2ch創設者のひろゆきを代表とする肯定型・楽をしようとする考え方がウケている。
「簡単な○○」「○○しない方法」「タイパ」「コスパ」といった、低空飛行で生き延びる方法論が説かれ、皆がそれを求めているのだ。
上がらない給料に先行き不透明な日本経済。どんよりとした雲が広がる現状を突き付けられ、それでも尚「走り続けろ」と言われるのではなく、「とりあえず、今のままでも大丈夫だよ」と、そっと肩に手を置いて欲しいと思う人が多いのだろう。
この流れは適正AVにおいても確実に生まれており、特にAV女優の存在を近くに感じられるVRにおいて、潮目が強くなっている。
非日常的な美しさや可愛さを持つAV女優が、自分の存在を理由なしに肯定してくれる。貴方は頑張っているんだから、少し休んでも良いんだよ。今日はリラックスしようよ。と。
するとユーザーの心は満たされ、良い作品だと思い、新たな全肯定作品を求め始める。まさしくビジネス書と同じ流れがAVにも存在するのだ。ケツを叩かれるのではなく、今の自分を認めて欲しいから。
今回レビューしたCRYSTAL VRの元気回復VRシリーズは、全肯定ブームをリードする存在だ。
森日向子さん、尾崎えりかさん、若宮穂乃さん、さつき芽衣さんの4名が出演しているシリーズで、疲れた貴方の心を癒してくれる。
残業終わりの夜か、二度寝したい休日の朝に見て欲しい。きっと身体に溜まった疲れと性欲を吹き飛ばしてくれるはずだ。
