AVをもっと売る為には、横の繋がりを利用する
「皆がAVを買っている」という勘違い
自分のタイムラインはみんなAVを買っている
私達AVファンのタイムラインは、個人のアカウントで新作AVを買っただとか抜けただとか、AV女優さんのアカウントで撮影中だとか、AVメーカーさんのアカウントで新作情報だとかが流れてきて、AV業界は楽しくて明るい様に見えます。
それに間違いはないのですが、大きな勘違いを生みがちなのが「みんなAVを買っている」という世間と離れた感覚です。
自分のタイムラインから目を離して、インターネット上の「AV」に対する意見を見て下さい。また、リアルで会社や友人と話す中での「AV」に対する意見や考え方を思い出してみて下さい。
「AVを買う人はごく少数」という事実が浮かび上がってこないでしょうか。
AV村という村社会の一員になっただけ
SNSは基本的に「自分にとって気持ちが良い」事を投稿する人ばかりをフォローして、自分だけのタイムラインが完成します。
そこに有るのは自分だけのAV村で、画面の中に村社会が生まれている。自分の村には、AVを買う人やAVを撮る人と売る人、AVに出演する人しかいなくて、AV関係だけで自分の村が完結してしまう。
でも現実は全然違う。1つとなりの村に目を移せば違法アップロードされたAVを見る事は「当たり前」だし、AVを買う人なんて全然いない。また隣の村に目を移しても同じ光景が人がっていて、実は村だけじゃなくて世の中全体が、「AVを無料で見る」という感覚が当たり前になっている。
SNSで個人の世界は広がるどころか狭くなった
タイムラインを「村社会」と比喩したのには理由が有って、SNSによって個人の「世界」が狭くなったからです。
SNS上で有名人が身近になって個人の世界は広がっている様に見えますが、前述の通り自分にとって気持ちのいい事しかタイムラインには流れて来ず、世間の感覚やトレンドを掴みにくくなっています。
一昔前の情報源と言えばテレビが主流で、皆がお茶の間に集まってテレビを見ていた。すると皆の感覚は近くなり、浜崎あゆみさんの曲はサビ位なら全員知っているし、宇多田ヒカルもサザンオールスターズもみんな聞いていた。
しかもテレビは「自分が欲していない情報」も勝手に流れて来るので、自然と興味が無い事でも知っていたり、世間のな感覚を掴みやすい環境だった。ある意味テレビによって個人の世界と世間のバランスを保つ事が出来た。
しかし全員がスマートフォンを持ちSNSを使う今の世の中では、世間の感覚は掴めない。昨日のトップニュースの話すら通じない人ばかりだし、自分が興味の無い事には全く知識がない代わりに、興味のある事ばかり深い知識と熱量を持ちやすくなった。
これが個人の世界は狭くなったと感じる理由です。
多様性が生まれ横の繋がり増えた
SNSによって個人の世界は狭くなりましたが、多様性が生まれました。
音楽で言えば爆発的にヒットするアーティストはいなくとも、人気のアーティストは沢山生まれていますよね。あいみょんだったり、YOASOBIだったり。
世の中全員は聞いていないけど、好きな人は沢山いる。私もあいみょんが好きで、↓の「愛を伝えたいだとか」がイチ押しです。
するとSNS上ではあいみょんも良いし、YOASOBIも良いよねという多様な意見が生まれる。それがSNSアカウント上の繋がりになり、あいみょん推しアカウントの人とも繋がるし、YOASOBI推しアカウントの人とも繋がる。
一昔前は画一的に同じアーティストの話ばかりでしたが、今は多様性が有る。これはアーティストの話だけでなく、趣味の話にも共通している。
例えば私はAVが趣味ですが、コスメと車も趣味なのでそれらのアカウントをフォローしています。では私はコスメや車の情報をリツイートしたりいいねすると、フォローして下さっている方のタイムラインはどうなるでしょうか。AVとは無関係の情報がタイムラインに流れてきて、一瞬でも目にする機会が生まれます。
これをAVの販売拡大に使うしかないなと考えています。
横の繋がりを利用して「AV村」から情報を発信する
世の中の人は現役AV女優と言えば知っていても三上悠亜さんと深田えいみさんだけです。でも良いAV女優さんは沢山います。彼女達を世の中の「AV村」に属さない人達に伝えるには、SNSで拡散していくのも一つの手法だと思います。
皆さんのフォロワーさんの中には、AV村に属さない人が居ないでしょうか。居るのであれば推し女優さんの情報をもっと発信して拡散して下さい。そうして認知度を上げていき、AVを買うきっかけを作るのです。
人は指示された事はやりたくありませんから、「AVを買え」と言われても違法アップロードされたAVを見ている人は買いません。彼らに買わせる為には意識の中にAV女優さんを存在させる必要があり、タイムラインに何度も流れてくれば気になる筈です。仮に最初に見たAVが違法アップロードされた物であっても、もっと見たくなってFANZAで買う可能性もゼロではないと思います。
違法アップロードされたAVを削除したり、アップロードする人を取り締まるのが一番いいですが、私たちAVファンでも出来るAV業界が今後も続き盛り上がる方法の一つとして、SNSの横の繋がりを利用するのもアリだと考えています。
より多面的に行動できる様、個人個人が出来る事から始める事が大切だと思います。
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