はじめに
字幕付きAVを作るべき3つの理由について
字幕付きAVを作るべき3つの理由 聴覚障がいは29万人 難聴や家庭持ちの男性にも
字幕付きAVは多くの人が必要としているはずだ
普段見ているアダルトビデオの中で、「音」は非常に重要な要素だ。フェラチオ時のジュポジュポ音や、ピストン時にお尻と太ももが当たる音、特に出演者のセリフ。私たちは当たり前の様に音を楽しみ、股間を勃起させ射精している。
ただし、世の中には音を楽しむ事が出来ない人がいる。それは難聴や聴覚障がいに悩む方達だ。
また、所帯持ちの男性も同じだろう。いつ妻や子供の目に付くか分からない状況下で、AVを楽しむ場面もあるが無音となる。
そんな方達にもっとAVを楽しんでもらう為には、セリフが字幕になっている字幕付きAVが有っても良いのではないかと。
意外に存在しない字幕付きAV
まずはこちらも見て欲しい。
FANZA「字幕」検索結果
FANZAで「字幕」と検索してみたところ、ヒットしたのは77件でいわゆる洋物だ。
ティーン限定 ナマ中出し欧米裏通りナンパ 002
日本語以外の言語で話が進む為、日本人ユーザーの為に字幕が用意されている。
検索結果から分かる事は、日本人が出演しているAVには字幕付きが存在しないという事だ。
勿論「字幕」とは謡わずに、出演者のセリフが字幕になっているセリフが有るのかもしれない。私が知っている中では、主観作品の男性側のセリフは声ではなく字幕で表される事が有る。ただし、女性側のセリフが字幕で表される事は無かった。
この結果から、難聴や聴覚障がいに悩む方達はAVを楽しめているのかと疑問が湧いてくる。
収益化するだけの需要は有る?
では字幕付きAVを売りに出した所で、果たしてその作品は売れるのかという疑問。
聴覚障がいの需要
これはMUFG 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 横山 重宏さんと大野 泰資さんが作成した「聴覚障がいのある雇用者の活躍に向けて」が大変参考になる。
資料によると「聴覚障がい者数は 29 万 7 千人である。年齢階層別には、64歳未満が 6 万人」との事だ。ここではAVを購入する年齢を64歳未満とし、人数は6万になる。
更に男性が半分として3万人、性欲が有るものとして半分の1.5万人。そしてAVを買っている人として10%を見込んで1500人に上る。
参考
MUFG 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
https://www.murc.jp/report/rc/policy_rearch/politics/seiken_190510_1/
難聴の需要 若年性難聴
難聴に悩む方の数を正確に探す事は出来なかったが、興味深いページが有った。
医療法人社団 参英会 岩佐耳鼻咽喉科のページだ。日々のストレスから自律神経が乱れ、急性低音障がい型音感難聴を発症する事。大音量の音楽を一定時間聴いた後に内耳障がいを起こすロック難聴等で、何れも若者の患者が多い事。
難聴と言えば老化からくる病気と捉えがちだが、今と昔とでは若者の置かれてい状況は大きく変化し、若者でも難聴を発症するケースもある。
つまり性欲盛んな若者にも、字幕付きAVの需要が一定量有ると考えられる。
引用
医療法人社団 参英会 岩佐耳鼻咽喉科
家庭を持つ男達の需要
最後に家庭を持つ男達だ。これはレオパレス21が作成したグラフから読み取れる。
2015年をにおいて「夫婦と子」若しくは「夫婦のみ」の世帯数を足すと、2,510万世帯になる。
また荒っぽい数字だが性欲がある男性が半分とすれば1255万人。10%がAVを購入するとなれば125万人になる。
但し彼らは今あるAVを購入し楽しんでいる可能性が高い為、新規顧客となる事は無いだろう。
字幕付きAVを見てみたい
聴覚障がい、難聴、家庭持ちの3つの理由から、字幕付きAVの必要性について考えてみた。
実際に売れるかどうか、高評価を得れるかどうかはより深い考察が必要であり、実際に発売してみないと分からない事も有る。
ただ、アダルトビデオの新たな楽しみ方として、かなり面白いものだと私は考える。字幕付きAVを謡う作品がもしリリースされた際には、是非見てみたいものだ。
補足
DVDならメニューで字幕有り/無しを選べると良い
字幕付きAVを思いついた背景
Forbes JAPAN:なぜCMには「字幕」が少ない?10月から全国で放送可能に