はじめに
ボディポジティブとAVと。
AV業界は「ボディポジティブ」が達成されている数少ない女性活躍社会
何かと話題のボディポジティブ
数年前からSNS界隈で話題になり、とりわけファッション業界が槍玉に挙げられる「ボディポジティブ」運動。
ボディポジティブ(または ボディ・ポジティビティ)とは、「痩せた体型=キレイ」という従来の美の定義から外れ、プラスサイズの体をありのままに愛そうというムーブメントだ。体型にも多様性を取り入れることを目的とした運動で、#bopo というSNSハッシュタグでは100万を超える投稿がされている。
少し乱暴な言い方をすれば、痩せていても普通体型でもデブでも、ありのままを愛していこう、美しいと捉えていこうというものです。肌の色も同じですね。
AV業界ではファッション業界で多くモデルを務めている方の様な、スラッとしたスタイルの方がいれば、恰幅がよく男性よりも体が大きな人もいますし、超痩せ型で健康面は大丈夫なのかと心配になる(恰幅がいいも同様に)方もいます。
例を上げると、下記AVに出演しているAV女優さんは、世間から見ると恰幅がいい女性に当てはまります。
ファッション誌では見ることが出来ないタイプだと思いますが、AV業界では活躍の場が有り、レビューで「二人ともムチムチボディが最高にエロくて興奮する。激しくフェラをする度に揺れるおっぱいとお尻。ローション映えする肉感がたまらん。」と大絶賛されています。
逆もまた然り。痩せ型なら現役ですと有坂美雪さんがいらっしゃいますし
引退済ですとレジェンド女優の冬月かえでさんも痩せ型で、一時あばら骨が浮き出る程痩せていました。
私は冬月かえでさんの大ファンで、浮き立つあばら骨も簡単に折れてしまいそうな腕や脚も大好きです。
AV業界は様々な体型の方が活躍する業界です。もちろん肌の色も同様に。
ボディポジティブに揺れるファッション業界
ファッション業界では古くから「痩せて背が高い」人がモデルとなり、新たな流行を感じさせる服に身を包み、雑誌の表紙を飾り、コンビニや書店の雑誌コーナーに彩りをもたらしてきました。
この流れに異を唱えているのがボディポジティブ運動で、一部の過激な人の中には「太っている人が美しくないという認識を植え付ける差別運動だ!」「やせ型だけでなく全ての体型のモデルを載せろ!」と喧伝します。
瘦せ型のモデルばかりを起用するファッション誌に、「強要」している訳ですね。
加熱したボディポジティブ運動によってCalvin Klein(AV男優さんがよく下着を使っているブランド)の街頭広告は、次のような変化が生まれました。
Calvin Kleinの看板
2009年 → 2020年人種差別、デブ、LBGT 等。もろもろの多様性に配慮した結果・・・夢も希望も無い広告になってしまった(><)。
寝よう、おやすみなさい。 pic.twitter.com/i6lizKKAPr
— @𝘵𝘦𝘯 ² (@ten_Bangkok) June 29, 2020
Calvin Kleinの広告がボディポジティブを強く訴える人の心に届いたと信じたいですが、多くの人は違和感を感じた瞬間でもあると思います。
↓北野未奈さんがCalvin Kleinの下着を着用している作品
「スタイルが良くて美人」は努力の結果
幅広い体型を認めて美しいと考える感性は大いに素晴らしい事ですが、他人に強要するのは間違っています。
一部過激な方の思考を覗き見ると「スタイルが良くて美人な奴ばかり、努力をせずに得をしている」が見えてきますが、これは間違い。
誰だって経験あるでしょう?食事制限をしたつもりなのに落ちない体重。ストレスが溜まってつい暴飲暴食。ダウンロードしたものの直ぐに使わなくなった体重や食事管理アプリ。
美味しいご飯を食べたい!お腹いっぱい焼肉を食べたい!という欲望を日々抑え込み、地道な努力を続けている人こそが「スタイルが良い」のです。
美人である事も、常日頃のスキンケアやメイク術に気を配り、高級コスメに手を出したりもしているのです。
私はコスメが好きなので女性へのプレゼントとしてコスメを購入します。
今どきはリップ1本でも5,000円が当たりまえ。クリスマスコフレと言うクリスマス限定の商品は10,000円前後が平気で完売しますし、予約当日に店頭に行っても開店前から並ばないと予約できないものも有ります。
自分が女性に生まれたら、コスメを試すのが楽しすぎて月の美容代だけで5万円位使ってしまいそうです。
「スタイルが良くて美人」は、日々の食事制限や運動に睡眠に気を配り、新作コスメ情報やメイク術情報収集に勤しみ、なおかつデパコス(デパートに売っているコスメ)購入費用を稼ぐために働いているのです。
それを怠けてお腹が出てきてノーメイクで平気で電車に乗るような人が「美人は得をしている」なんて言ってしまうのは大間違いでしょう。
互いに批判し合うのではなく、互いを認め合い発信する
ボディポジティブとは「痩せた体型=キレイ」という従来の美の定義から外れ、プラスサイズの体をありのままに愛そうというムーブメントですから、全ての体型が美しいと思える人が思っていればいいのです。
痩せた体型が綺麗だと思う人は、痩せ型を目指して努力して、痩せ型が載っているファッション誌を参考にすれば良いです。
太った体型が綺麗だと思う人は、太った方がモデルを務めているファッション誌を購入すれば良いですし、認め合えるコニュニティに属していれば良いのです。
互いに牽制し合い、商品や体型維持方法やメイク術を高めあう関係性が一番でしょう。
AVのレビュー欄はボディポジティブの成功例
最初に紹介した恰幅がいい女優さんの作品レビューをもう一度。
「二人ともムチムチボディが最高にエロくて興奮する。激しくフェラをする度に揺れるおっぱいとお尻。ローション映えする肉感がたまらん。」
このレビューに魅力を感じる人は買えばいいですし、感じない人は買わなければいい。
皆が買ったAVに出演している女優さんの体型や肌などのビジュアルを褒め、その言葉に心を動かされまた購入者が増える。
どんな体型の女優さんでも活躍している素晴らしい業界です。
ボディポジティブ運動の過激派の方には、一度FANZAレビューを覗いてみて貰いたいですね。
最近は小宵こなんさんにドハマり中です。