はじめに
アダルトVRの登場で、隠れてしまった存在が有る。
アダルトVRが人気の理由に「AV男優が主張してこない」が入ると思う理由
寝ても覚めてもアダルトVRの時代
「アダルトVR」
バーチャルリアリティーの世界で憧れのAV女優さんとセックスする事が出来るアイテム。
革新的な技術はいつもアダルトによって普及しました。
アダルトビデオが見れるVHS再生機に、DVDが見れるプレイステーション2、BDが見れるプレイステーション3。そしてアダルトVRが見れるプレイステーションVRにオキュラスクエスト。
時代と共にアダルトビデオを再生する機械は変化し、今はVR再生機が時代の手綱を締めています。
人気の理由を探ってみれば、一番に挙げられるのは前述の通り「AV女優さんとセックスする事が出来る」である事は明らかで、レビューでもこれに類する内容が多くを占めています。
世間の趨勢がアダルトVRに持ってかれているので、アダルトVR人気になっている別の理由を少し考えてみました。
すると見えてきたのは、「AV男優さんが主張してこないから」アダルトVRが人気なんじゃないかという考えです。
2DAVの酷評レビュー内容は「男優がクソ」
AV男優さんが主張してこないから、アダルトVRが人気だ。
この考えに至るには、アダルトVRだけを見ていてはたどり着けません。アダルトビデオ全体のレビューを見ていると、案外見慣れたレビューに答えが有ります。
そのレビューは、「男優がクソ」です。
2DAVの酷評を見ていると、書いている人の怒りの矛先は女優さんの演技でもなく男優さんに向けられています。
AV男優さんをこき下ろすレビュー達
・最後の男優がクソです。女優が可哀想です。目と声が可愛いのでもっと生かした作品お願いしたいです。
・とにかく最後のオヤジ男優がヘボ!だらしない体でヘナチョコ出し入れに、女優が一生懸命に演技して喘いでいるフリ、、、終わってる
・2回目は結合部不見男優佐川銀二が自分だけが楽しいだけのセックス
・今回の佐川の迫力のない責め!七海ちゃんの作品評価を下げている。これじゃ七海ちゃんが可哀想。次回の作品また黒田がら出演してるからまた評価下がるかも?
よくもここまで書けるものだと、逆に感心してしまう内容・・・
多くは「高級ホテルで男女が交じり合う」事をテーマにした作品に投稿されがちなレビューで、嫉妬心なのか同じ男として張り合っているのか分かりませんが、男優さんへの酷評が目立ちます。
でも一般的なセックスって、男と女がいなければ成立しないですし、名前が知られるほどのAV男優さんが居るからこそ、AV女優さんも良い演技ができるのでは無いでしょうか。
※ここでは性の多様性に関する言及は省きます
アダルトVRは自分が男優になる
2DAVで散々AV男優さん達をこき下ろしてきたレビュアーが満足するAVはVRです。
今までは大好きなAV女優さんが、自分が忌み嫌っているオジサンと気持ちよさそうに絡んでいてイライラしていたものが、VRになれば自分が大好きなAV女優さんとセックスしている。
第3者目線ではなく、完全に主観になっているのです。
主観と言えば2DAVでも有り、大体は高評価に落ち着きます。低評価になる理由はやはり「AV男優が主張しすぎ!」というもので、自分自身が作品の中に入り込めないが故の低評価です。
VRなら好きで好きでたまらないAV女優さんのブラジャーを外すのは自分だし、頭なでなでするのも自分だし、ピストンして一緒に気持ちよくなるのも自分ですからね。
女と男とセックスと
誰だってAV女優さんの様な素敵な女性とセックス出来たら、それが一番嬉しいですよ。現実のセックス>>>>AVで見るセックスですから。
これがアダルトVRの登場によって次の様に変化しました。
VR登場前:現実のセックス>>>>2DAV
VR登場後:現実のセックス>>アダルトVR>>2DAV
しかもVRは2DのAVで「邪魔だった」男優さん達の存在が消されてしまっている訳ですから、それは人気が出るでしょうよ。というのが私なりのアダルトVR人気の理由の一つです。
でもアダルトVR一強になってしまったら、それは有名AV男優さん達の終焉なのかもしれないです。
女と男がいて成立していたセックス映像が、男は動かずに射精を我慢出来ればいいだけの存在になってしまう。
現実にアダルトVRの多くはラブラブ系か痴女系がリリースされており、男優さん側は動く事が少なく、悪い言い方をすると「誰でも良い」のです。
喋りもしないし手を出す事もないアダルトVRにおいて、男優さんが出来る事は非常に限られているのだと思います。
すると有名AV男優さんに出演料を払うよりも、名を知られていないけど本番撮影も可能なVR男優さんに、比較して少々安めの出演料を払えば良くなってくる。
アダルトVRが人気になればなるほど、有名男優さん達の「現場」が無くなってくるのではないかと、私は危惧しているのです。
私は有名AV男優が大好きだ
今でも2DのAVをこよなく愛し、購入している理由の一つに有名AV男優さん達の出演が有ります。特に紋℃監督が撮影する「交わる体液、濃密セックス」は超有名AV男優さん達のオンパレードで大好きです。
一番好きな方は貞松大輔さんですね。
艶めかしく熱いセックスをしながらも、不倫感が出て来ない不思議な男優さんです。
2人目は鮫島健介さん。
この方も熱いセックスをしますし、汗だくプレイもなんのその。SNSはやっていませんが、紋℃監督のtwitterをフォローしていると度々登場してくれます。
今日も撮影お疲れ様でした
合成写真みたいな鮫島
おやすみなさい pic.twitter.com/VIrSKWZCOt
— 紋℃ (@monpower) November 13, 2021
3人目は大島丈さん。
不倫セックスが一番似合う男優さんで、不倫旅行系作品で出ていたら間違い無いです。カッコいい。
4人目は田淵正浩さん。
ねっとり上司を演じたら右に出る者はいないと思います。写真ではお金持ちの太客を演じていて、社長や役員の肩書がある設定がお似合いです。
5人目は中田一平さん。
凌辱系もこなすオジサン男優さんで、私はおどおどしたオジサン上司役が好きです。セックスだけでなく会話シーンの演技が非常に上手く、シナリオ有りの作品で強いです。
6人目は結城結弦さん。
童貞部下が得意な印象で、サイズ感が合っていないだぼだぼスーツが板についています。あと、おちんちんおっきい。
例を挙げたらキリが無いのですが、AV男優さんもAV選考のうちの1つの重要な要素です。かなりディープな内容だと思うので、新作紹介記事ではあえて触れていません。製品版レビューでは男優さんについて書いている事が有ります。
2DもVRもAV業界が盛り上がって欲しい
ここまで書いてきた内容をまとめると、次の3点になります。
ポイント
・VRが人気の理由の一つに、AV男優さんの存在感の薄さが有る
・VRだけが盛り上がると、超有名AV男優さんの仕事が減るかも知れない
・AV男優さんの出演で買う買わないを決めているユーザーが、少なからず自分を含めている
自分は現場の人ではなく、一介のAVファンでありブロガーでしかないです。
VRの現場でどの様なAV男優さんが起用されているかはわかりませんが、コストを考えれば私だったら起用しません。
でも超有名AV男優さん達のスキルによって、新人女優さんの緊張がほぐれレベルアップし、さらに多くの仕事に繋がり、その中にVRが含まれている事は間違い無いでしょう。AVデビューがVRって、見た事無いですよね。これはこれで盛り上がるかも知れないです。
私達が大好きなAV女優さんが新作に出演しているのも、AV男優さん達の頑張りが有ってこそ、という事を忘れないで欲しいです。
