はじめに
アニメのリーチサイトが摘発されたニュース
違法アップロードAVリーチサイトが初摘発なるか?アニメは摘発されたぞ
違法アップロード動画へ誘導したサイトが対象
アニメ動画が違法にアップロードされているサイトへ誘導する「リーチサイト」を警視庁が初めて摘発。
自営業の男(37歳)は違法アップロード動画の3本分のリンクを付けたリーチサイトを運営し、著作権法違反の疑いで書類送検されました。
リーチサイトは著作権法の法改正で刑事罰の対象となっており、今回が初めての摘発になります。
自営業の男が運営するサイトは約3万本の違法アップロードへのリンクが貼り付けられており、2か月でおよそ500万アクセス、誘導先のサイト側から約50万円の報酬を得ていたとの事。
書類送検を受けて当人は「日本のアニメやCGは海外でも人気なので、アクセスが稼げると思った」「片手間で小遣い稼ぎしようと思った」と述べています。
参考:TBS NEWS
動画:FNNプライムオンライン
リーチサイトとは何か
そもそも、リーチサイトとは何なの?という方向けに話をすると、「違法アップロード動画サイトのリンクを集約したサイト」の事を指します。
アニメの1話から最終話までリンクが並んでいる様なサイトですね。
以前まではアニメやアダルトビデオを著作者の許可なくインターネット上にアップロードする事は違法でしたが、そのサイトへ誘導するいわゆる「リンクまとめサイト(リーチサイト)」は著作権法違反に当たりませんでした。
それが令和2年に法改正され、リーチサイトを運営する事も違法とみなされ、著作権法違反に当たる事となりました。
2019年に閉鎖した「漫画村」は違法アップロードサイトでしたが、今回摘発されたサイトはリーチサイトです。ここに大きな違いが有ります。
画像引用:一般社団法人 日本著作権教育研究会
AVの違法アップロード動画リーチサイトも摘発して欲しい
違法アップロード動画のリーチサイトが摘発されたとなれば、期待したいのはアダルトビデオ=AVのリーチサイトの摘発にも力を入れて頂きたい所。
アニメと同じくデジタルコンテンツであるAVの違法アップロード問題は根深く、Pornhub内の一斉削除は有ったものの、今でもタイトル名で検索すると違法アップロードサイト及び、今回のテーマであるリーチサイトが多数検索結果に出てくる状況です。
今回はアニメリーチサイトの摘発が初ですので、現状アダルトビデオのリーチサイトについては「野放し」状態なんですよね。
アニメと同様にアダルトビデオ業界も日本の大切なエンタメですので、警視庁には今回のアニメリーチサイトの摘発を皮切りに、アダルトビデオのリーチサイトの摘発もお願いしたい所です。
この動きに税金が使われるなら、喜んで払いますよ。
今人気のAVもリーチサイト経由で見ている人が居るんだろうな・・・
