はじめに
性の情報発信をもっと手軽に
性教育イラスト素材集が無料で公開!日本の性教育をアップデート
無料公開されている性教育いらすと
フリー素材集の「いらすとや」は多くの人に認知され、飲食店など街中でも広く見かけるイラストになりました。
が、性に関するイラストは少なく、痒い所に手が届く様な細かなシチュエーションを表現したイラストは少ないです。言い換えてみれば「マニアック」なイラストは有料となり、誰しもが性に関する知識を発信しにくい状況です。
そんな性知識のアップデートが難しい日本で登場した「性教育いらすと」
性知識に関するイラストをメインに据え、LGBTQ+やルッキズムまで幅広く今までになかったイラストを無料公開しているサイトです。
本記事では性教育いらすとの立ち上げ人である佐藤ちとさんのインタビューを基に、性教育いらすとの狙いをお話しします。
性教育いらすとを立ち上げた佐藤ちとさんの想い
性教育いらすとの作成、無料公開サイトの立ち上げを行った佐藤ちとさん。かつては重い生理痛に悩まされていました。
本人曰く「地獄のような日々」を送っている中で、性に関する知識を付けていく内に「低用量ピル」が生理痛を軽くする効果が有る事を知り、産婦人科に通院したのだとか。
結果は人並みレベルの生理痛に抑えることが出来、知識がある・ないの差を痛感した事が、性教育いらすと立ち上げのきっかけになっています。
かつては性に関するイラストは有るものの、痒い所に手が届く様な細やかなイラストが無く、使い勝手が悪い事も立ち上げの理由の一つ。
クラウドファンディングにて資金を調達し、当初は38万円を目標にしていたものの、最終的には目標を大きく上回り172万円を調達する事に成功しました。
性知識を発信するハードルが低くなるように
世間では性の話が「タブー」とされており、性知識の発信は何処か勇気が必要なものでした。
佐藤ちとさんは自身の重い生理痛の経験も有り、もっと「発信するハードルが低くなるように」と考え、イラストの「生々しさ」を取り除く様に描いています。
その為に「柔らかくて温かみのある」イラストを描く事によって、使いやすさを高めている様です。
リアル画像と性教育いらすとさんの画像を比較して見ると、確かに生々しさは取り除かれている事が分かります。
これだけ優しい絵であれば、学校の教育現場で有ってもインターネット上であっても生々しさが無く、話しやすい・発信しやすいですよね。
生々しさが有ると笑って茶化してしまう人もいますから、非常に重要なポイントだと考えます。
日本に性教育が普及しているのが当たり前の世の中に
動画で佐藤ちとさんが最後に言葉にしたのは「日本に性教育が普及しているのが当たり前の世の中に」。
性教育いらすとのイラストが街中で目にする機会が増えるという事は、世の中で性にまつわる知識を発信している人が増えている
⇒より多くの人の目に留まる機会が増えているという事
性教育いらすとではなく「かわいいフリー素材集 いらすとや」のイラストは街中のいたるところで見掛けますよね。最近では咳エチケットや消毒のお願いをする為に、多くのお店の入り口にいらすとやのイラストと合わせて掲示されています。
同様に性教育いらすとが使われる場面としては、ドラッグストアやスーパーの生理用品コーナーにコンドームコーナー、他には産婦人科の施設内。
日常生活を振返ってみると意外と性に関する商品や掲示物は多いものですが、イラストを用いたポップな印象の物は有りませんね。
性教育いらすとのイラストが普及する事で、もっと手に取り易く取り入れやすくなるものだと思います。
性教育いらすとを積極的に使っていきたい
誰しもが使いやすい様にイラストを提供してくれる性教育いらすと。世間に広く認知される事でより多く利用されていくと思います。
自分はtwitterもサイトもR18運用をしているので、性に関する画像はAVのサンプル画像を用いる事が可能ですが、書きたい内容にドンピシャの画像を持ってくるのには時間が掛かる場合がしばしば・・・
文字だけでは伝わらない、文字ばかりでは読む気が失われるので、性教育いらすとのイラストを上手く活用していきたいです。
参考:アベヒルYouTube
引用:性教育いらすと
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